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石川容疑者、5000万円口座へ 水谷建設から「裏献金」の3日後(産経新聞)

 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入に絡む事件で、政治資金規正法違反容疑で逮捕された元会計事務担当の民主党衆院議員、石川知裕容疑者(36)が、水谷建設側から現金5千万円を受け取ったとされる日から3日後の銀行の翌営業日に、陸山会の口座に同額を入金していたことが16日、関係者の話で分かった。石川容疑者はこの分を含む4億円を土地代金の原資にしていた。この状況から東京地検特捜部は水谷建設の裏献金が土地代金の一部に充てられたとみている。

 一方、石川容疑者が特捜部に「わざと記載しなかった」と一転して容疑を認めていることも関係者への取材で分かった。「小沢先生の指示ではない」としながらも、虚偽記載の理由については「今は言えない」とも供述している。

 関係者によると、水谷建設元幹部らは任意聴取に「平成16年10月15日午後、東京都内のホテルで石川容疑者に現金5千万円を手渡した」と説明したという。15日は金曜日だった。

 石川容疑者が陸山会の口座に5千万円を入金したのは、3日後の18日月曜日だった。特捜部は金曜午後に受け取ったため当日の振り込みが間に合わず、週明けになったとみている。

 水谷建設元幹部らは17年4月にも、元会計責任者で公設第1秘書の大久保隆規容疑者(48)=同容疑で逮捕=に5千万円を渡したと説明。ほぼ同時期に陸山会の口座に数千万円程度が振り込まれており、特捜部は関連を調べている。

 石川、大久保両容疑者は特捜部の調べに、水谷建設側からの裏献金について全面的に否定している。

 一方、関係者の話では、石川容疑者はこれまで虚偽記載について「衆院選出馬の準備で忙しくて記載を忘れていただけ。単なる記載ミスだ」と犯意を否認していたが、最近になって「わざと記載しなかった」と供述したという。

 さらに、後任の会計事務担当だった池田光智容疑者(32)=同容疑で逮捕=から政治資金収支報告書の作成を相談され、「正しく書かなくていい」と指示したとも供述した。

 池田容疑者も容疑を認めた。19年の4億円の不記載については大久保容疑者に「指示された」と供述。「大久保氏に指示され、紙袋に入れて小沢先生の元に運んだ」と説明している。

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